埃まみれのノートブック
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2006年05月17日(水) 「悲鳴が聴こえたの」

一昨日の夜発作が起きた。

私は、これからどう死ぬか、あらゆる考えを張り巡らせていた。
多分、致死量には充分な睡眠薬は持ってる。
これを全部飲めば…逝ける。

それか、あまりに情けないけど、これから飛び降りをしよう、
とも思ったり。
しかし現実的ではなかった。
苦しみ悶々と悩み続ける丑三つ時に突然母が起きてきた。
隣の部屋で寝ていた筈なのに。

私の悲鳴が聴こえたんだって。
実際には何にも声は出してないのに。
心の悲鳴が聴こえたんだって…
ずっと心配で眠れなかったんだって…
ちょうど死のうと思ってたところにタイミング良く母が現れたんだよ…

私は、発作を起こして、泣いた。
独りで孤独で寂しかった。
母がそっと抱き締めてくれた。
母は、「頼りないお母さんだけど、いつも側にいるから」って…
だから私は言った…
「お母さんがいなかったら、もう何年も前に私はとっくに死んでた…」
って…
本当にそうだから…そう言い終えたら、また涙が止まらなかった…
ちょうど父が出張で居なかったから、母の部屋で一緒に寝た。
不眠が酷くてなかなか寝付けなかったけど、
本当に救われた。

母が居なかったら…
私は本当に、もうとっくにこの世にいなかっただろう。

そしてそれは何人かの僅かな大切な友達にも言えることで。
あなたがいなかったら、私はとっくにこの世にいなかっただろう。
死ぬチャンスばかりあったのだから。
そして死にたいと願う気持ちの方が強かったのだから。

生きているのは自分の力も勿論あるけれど
支えてくれる人の力もあるんだと思う。

私は生かされているのかも知れない。
見えないけどあったかな力で。
そんな命を粗末にしてはいけないと分かっているけど
どうして死にたくなるんだろう。

ごめんね。


今日、この日記を、ある人に、教えました。
私のことを少しでも知ってくれたら嬉しい。
私の過去も含めて全て必死で生きてきた五年間の記録だから、
この日記の事は全く恥じていません。


追伸:理…さん元気ですか。メール出せなくてごめんね。
此処読んでくれてたら嬉しい。
私は何とか生きているよ。鬱に飲まれながらも。
あなたが笑顔でいることを祈ってます。


Ira

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