とどのお昼寝

2003年06月20日(金) 礼文

今日もまた港で帰る旅人を見送ってからひとり6時間コースへ。

人よりペースの遅い私は長い距離を歩くときはひとりの方が気楽です。

最初はのんびり花の写真を撮りながら歩いてましたが途中ビールを飲んだのが大失敗。
ばててしまって大変でした。

途中、道無き道を歩いてるT夫妻と遭遇。
旦那が道を間違えて危うく遭難しかけたそうです。

無事だったから笑い話だけど本当は怖い話ですね。
歩くときはちゃんと準備をしなければと思ったのでした。

私は途中のゲンゲの丘でやっと休憩。
ここは一面のお花畑だけど人も少なく私も大好きな場所です。

それにしても体力が落ちてるなと感じました。
何年か前に歩いたときはもっと楽珍だったはずなのに。

今日は普段から運動しとかなきゃっておもったのでした。

宿に帰ると昨年7/16亡くなった宿の常連さんのご家族が息子さんが好きだった礼文を見たいということでいらっしゃってました。
彼は2年の命と宣告されてなお病気と闘いながら旅をしていたそうです。
お父さんの言葉が胸に染みます。
息子さんは死ぬ前に家族に向かって
「生きれるんだったら生きたいけど好きなようにさせてもらって感謝してるよ」
そう言われたそうです。

私のよく行く場所の息子さんも昨年の7/24亡くなりました。
きっと彼も家族に同じような言葉を残したかったんじゃないかと思います。

あれから1年・・・その月日を考えてしまった一日でした。


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