2001年05月27日(日) |
家には7匹のネコがいる |
うちには、ネコが7匹もいる。 この数を多いと思われる方も多いと思う。しかし、家には、かつて、9匹のネコがいたことも合った。 しかもこのうち1匹だけは例外として、あとの8匹は勝手に住み着いていたのだ。 当然家族の誰にも、懐いてはいない、捕まえられない。 もともとは、1匹だった。しかし、さかりが来る頃、深夜の町を徘徊し、どこからともなく、彼女を連れてきたらしい。「僕の家へお出でよ。」って感じてメスネコを口説いたのだ。 当然、お楽しみの後は、子宝に恵まれる。そして最終的に9匹のネコ屋敷とかした。 だが、家の者は、気がいいのか、のんきなのか、誰一人追い出そうとかいう考えはない。
そんな調子の生活が何年か続いた後、時期を同じくして、8匹がお亡くなりになった。 ただ1匹だけ残ったメスが、また子どもを産んだ直後に、この1匹もお亡くなりになった。 しかし、幼子を放り出すのも可愛そうなので、育てることに。そうこうしているうちに、瞬く間に、7匹に戻ってしまった。前と違うのは、今度は全員が懐いて寄ってくること。 確かに可愛いのだが、それはそれで少々うっとうしい。 「エサをくれニャー!」「牛乳飲ませてもらってないニャー!」「寒いから抱っこしてニャー!」「ボールで一緒に遊んでほしいニャー!」「ちょっと甘えさせてほしいニャー!」 「どこ行くのどこ行くの?僕もつれてってほしいニャー!」 4匹は、まだ子どもなので、音のするものが大好き。 ちょつと新聞の捲れる音がすると…、「それは楽しいのか?美味しいのか?」と鼻面を寄せてくる。 まあ、私は仕事から帰って少し遊んでやるだけなのでまだいいのだが、一日家にいる母にとっては、どういうものなのか。少々気になるところです。我が家の台所は、この近所で有名な、かのイラクの大統領フセインに似たオスネコの縄張りに入っている。このネコが堂々と人の台所に上がりこんでは、おくつろぎになっている。 もともとネコが増えたのも、このボスネコが、増えた我が家のメスネコをことごとく孕ませたからである。 今度も、7匹のうちオスはたった2匹。そのうち、いたいけな少女に成長した我が家のメスネコたちにちょっかい出してくるんだろう。 それに家庭内でも、血筋、血縁に関係なく、さかりがくると、こいつらは大人の時間を迎える。 そして、この子たちのエサ代で、我が家の台所に火種が起きるのは、もう疑いのない事実。 だれか、もらってくれないかなぁ。
|