ひとりごと日記
昔からひとりごとの声がデカすぎると周りに迷惑掛けてます。

2002年05月07日(火) 痛み

5月5日PM1:20
胃の下の部分、右側に痛み。午前の畑仕事が効いたのか、昼からビールなんて飲むんじゃなかった。
おとなしく昼寝でもするか。

ところが、痛みがだんだんひどくなる。寝るなんて不可能。
顔が白いよ。奥さんの言葉。
胃腸薬を飲んで様子をみる。20分後、痛み倍増。やばい感じ。明日友人の結婚式で東京まで行かなくてはならない。

休日の病院へ電話。幸い当直には内科の先生が居た。奥さんの運転で病院へ連れて行ってもらう。車の振動がやけに痛い。
この時、すでにマトモな姿勢では歩けなかった。
待合室のソファへ倒れこむ。体を丸めていないと耐えられない痛み。
脂汗が出てくる。
痛風の時、この世にこんな痛みがあるのか!と思ったけど、今回の痛みは痛風の痛みなんか比ではない鼻くそ状態。
痛みの部分が少し広がる。
診察室。当直の若い先生。
研修医で休日のバイトかぁ。
最初の印象がコレ。
脈拍、血圧、触診。もうだめ。同じ態勢では居られないくらい痛む。
血圧80の110。これは私にとっては少し高い。低血圧症の私にしては。

なんだか今度はマズイかも。相当マズそうな雰囲気。もしかして腸あるいは、十二指腸、肝臓のどれかが肥大して出血してるかも‥。そういえばなんだかお腹が張ってきた。盲腸のあたりまで痛み始める。
最悪、盲腸であってくれ!。場所が全然違うのに。

先生早くこの痛みなんとかしてくれ!。

エコーの検査をするという。胆石じゃないってば!。絶対違う。
看護婦さんが車椅子を用意してくれるが、座れない。座ると痛む。廊下の壁にすがるようにして、15メートル進むのに相当時間がかかる。好からぬ不安が脳裏をかすめる。
入院、手術‥そして‥。
少しだけ大げさではなく死というものを意識する。まずい、これから忙しくなるのにみんなに迷惑掛けちまう。おふくろにはなんと申し開きしよう‥。
真剣それほど痛い。
エコー検査。息なんか止めてじっとしてられるか!まっすぐ仰向けにさえ寝れないのに。

時間をかけて先生が見ている。大丈夫かよ先生。
まさに地獄の上。ようやく終ったころ便所に行きたくなる。もち下痢。
看護婦さんがドアのところまでやってきて、小水を取ってくれといい、ドアの下からカップを差し込もうとする(^^;)
そんなこともっと早く言えっつうの。下から入らないので上から投げて。
検尿カップが空から降ってきた。ったくどうなってんだこの病院は(^^;)

トイレを出て治療室へ戻る。肩に筋肉注射。
「腸の動きが活発すぎます。コウシンしています。だから薬で抑えます。」
これが第一段階の説明。って事はさっき胃腸薬飲んだのは逆効果だったか。
「もう少し詳しい検査が必要ですが、もっとも怖いのは胃からの出血です。それを抑える薬を点滴します。」
可能性の問題。
肩に打たれた注射が即効性があったのか痛みが薄らぐ。
副作用で喉が渇きだす。視界がチカチカする。
左腕に相当痛い点滴液。
持続点滴。「痛みが引くまで入れ続けます。」
時刻は4:30。

「これで痛みが引かなかったらどうなるんです?」
そう聞く私に先生は困ったようにニコリと笑って‥「どうしましょうねぇ」。

‥あっあのなぁホンキで困った顔するなってば!。

最後の患者となった私のまわりを先生ウロウロ。
6:00、2本目の点滴。
先生も看護婦さんも、もう帰りたそう。
入院施設のある病院なのでこのまま入院させたそうな看護婦さん。
に対し、さっきから私に近づいて来ては、そうっと点滴のペースを何気に早めている先生。液が入る部分の腕が痛いんですけど‥。
7:30のこり100ccになったところで、先生、遂に点滴を腕から抜く。
「大丈夫ですか?」
「ええ。おかげさまで何とか。」なぜにこんなところで気を使う私(^^;)。
まあとりあえず痛みが引いて、明日東京までいければいいや。

現在5/7。本当はまだ時折、少しヂクヂクと痛む‥








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