2002年07月10日(水) |
風吹かれて、夜空を見上げて |
毎晩10時30分頃、2匹の犬の散歩にいく。 いつも、なかなかのんびりは歩けないけど(笑)、風が気持ちいい!
今日は台風風の影響で雲が吹き飛ばされて、さそり座、いて座がはっきり見える。
普通なら、南の空は、港が近いからいつもハーバーライトのオレンジの光でぼんやりとしているのに‥。
ここに居て、何年かぶりであんなにはっきりした、さそり座が見れた。 大熊座の北斗七星からカーブを描き、おとめ座のスピカ、ふたご座のボックル と辿れば春の大曲線。ひしゃくの反対側には北極星。
やや東の空には、夏の大三角形、琴座のベカ(織姫)、白鳥座のデネブ(天の川の船)、わし座のアルタイル(ひこぼし)も。 たぶんこの地では4等星くらいまでが限界だと思うけど、なんだか今日は5等星までは見えた。
ガードレールに座って見上げた空は、幼い頃、裏の小学校の校庭で、登り棒のてっぺんで、あるいは滑り台に寝転んで、毎晩飽きずに見上げてた空には及ばないけど、なんか郷愁を誘う空だった。 少し強めの湿った風のせいかも知れないけどね。気持ちが落ち着く。 風には夏の匂いがある。いい季節になってきた。 何もかも忘れさせてくれるような、いい風と空。 いつもこんな風の中に居たいなぁ!。
そうすれば、忘れた心も取り戻せる気がする。 明日も頑張ろうっと。
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