umityanの日記
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| 2002年03月24日(日) |
可憐なピンクで桜が僕を呼ぶ。 |
可憐なピンクで桜が僕を呼ぶ。 at 2002 03/24 22:38 編集
弟が所属している団体の花見があった。会場は、なんと、僕が庭と称している公園である。そういう理由もあってか、僕にも声がかかった。断る理由もなかったので、参加することにした。幸いなことに、もらい物のビールがたくさんあったので、冷蔵庫で冷やして持って行った。緊迫予算のなかでの差し入れは、それはそれは喜ばれた。 桜は今、五分咲きだろうか。可憐なピンクで、「早く飲んで、私をめでて」と、誘いをかけているようだ。「きりっ」とした梅は好きだが、「だらっ」とした桜は嫌いだ。まあ今日は仕方がないか。めでてあげましょう。客の一人が業務用の鉄板を持ち込んでいた。なんでも、昔、たこ焼きやをやった経験があるそうな。それは見事な手さばきである。メン類、目玉焼き、そうせいじ、ピーマン、キャベツ、肉などを、ダイナミックに鉄板に投げ入れ、スコップみたいなはけで、器用に、ひっくり返していく。「さすが」と僕は感心してしまった。いやああ、それにしても、六畳敷きのマットにぐるりと円を描いたように面々すわり、紙コップ、紙のお皿で、だべりながら飲み食いするって、楽しいものだ。こんなとき思うのだが、人生がいつも、こんなに楽しければいいのにと。いやいや、この考えは間違いかもしれない。いつも楽しければ、本当の楽しさが、ぼやけてわからなくなる。やはり、つかの間の楽しさだからこそ、貴重であり、その時間が大切なのかもしれない。花見の席だ。くどくどした話は止めよう。たらふく食べた。弟が差し入れた、酒もおいしかった。 さあ、明日からまた、仕事だ。きりりっと頑張らなくちゃ。
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