umityanの日記
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2002年05月08日(水) 未来の「旅」はどんな旅だろう?

未来の「旅」はどんな旅だろう?
at 2002 05/08 13:33 編集

昨夜は知人の誘いで一献かたむけることになった。行きつけの店で待っていると、紹介したい人がいるということで、客を一人連れてきた。例によって僕自慢の手造りの名刺を渡した。仕事が二種類あるので、二種類のカラー版名刺である。「笑うセールスマン」風の僕に似合わず、デザインは花をモチーフにしたものと、僕の大好きな雲をあしらったものである。人からは好奇の目で、「いい名刺ですね」といわれる。僕としては、まんざらでもない。その喜びを何度も享受したいと思うのか、どうも僕は悪い癖があるみたいだ。色んな人にすぐ名刺を渡すらしい。ある人から、「あなたの名刺はもうこれで六枚もあるわよ」なんて言われたこともしばしば。僕の言葉もまたしゃれているではないか?。「そう、まあ、記念にとっておいてよ」とか、「仏壇かどこかに飾っておいてよ」とか言う。相手はけげんそうな顔をしながらも受け取ってくれるから幸いである。人と再会すると、「名刺、渡していたっけ?」と自問自答し、「新作だから渡しておこう」とすぐその気になるのである。どうりで名刺が減るのが早いと思った。いけないいけない。名刺の話をする予定ではなかったのだ。知人が連れてきたのは、旅行社の偉い人だった。僕達が打ち解けるのに時間はかからなかった。アルコールと、ママさん口癖の心を込めた料理で、僕達は十年先、二十年先の「旅」について、口角泡を飛ばしながら語った。心になんのわだかまりもなく、色んなことが言える社会って、ほんとに良いと思う。「近未来は金はあるが、生きがい感を喪失した老人達がうじゃうじゃいるだろう。その人たちをターゲットに、生きがい感創出の旅を企画したらいい」、「うんんん具体的にはどうすれば?」、「それを考えるのがあなたの仕事よ。do you understand?」、とかなんとか、それぞれに勝手なことばかりを言い合っておおいに賑わった。今の時代は先を見通すことが難しい。まさに一寸先は闇である。開発途上国の人口増大、自然破壊、食料戦争、宗教戦争、IT革命、どれをとっても由々しいことばかりである。はたして、「旅」なるものは将来、どういう風に変化していくのだろうか?。ただ言えること。それは「人生は旅である」ということだけは間違いない。
長くなりそうだ。ページをあらためよう。


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