umityanの日記
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| 2002年06月28日(金) |
マムシ君とエイリアン |
マムシ君とエイリアン at 2002 06/28 09:51 編集
最近、夕方の一・二時間を雑草刈りに当てている。刈っても刈っても、雑草が縦横無尽に伸びてくるから嫌になってしまう。それにしても、彼らの生命力には感服せざるを得ない。手で根ごと取り、一網打尽にするのが一番良いとわかっているが、それじゃとても追いつかない。ということで、今は新兵器、草刈機を振り回しているわけだ。草刈機を肩から紐でつるして、腰を落として、前後左右に、「バキューン、バキューン」と、草をなぎ倒していく姿は、まるで、映画「エイリアン」に出てきた女性兵士を思い出す。彼女は、がっしりした美人兵士で、火炎放射器みたいな、大型の銃を肩からかけ、腰を落としながら、エイリアンを倒すべく一歩、一歩洞窟の中を進んでいく。時々、火炎を「バオーッ、バオーッツ」とはきながら。僕も、「マムシ君」に注意しながら、まず自分の足元を草刈機で払い、マムシ君の不存在を確認しながら、背丈ほどもある雑草の中を、少しずつ前へ進んでいく。「マムシ君」は、枯れ枝に近い色をしているので、気付かないで、足で踏んでしまうと、「ガブッツ」とかまれてしまう。 人の話によると、痛いのなんのって。しかも、血清が間に合わないと一命を落とすこともあるそうな。丁度、今頃が、田植えが終わり、マムシ君をはじめ、蛇君たちが、雑草の生い茂る川淵に上がってきていると、人が言う。その川淵が実は敷地の境界であり、僕の雑草刈りのテリトリーってわけだ。本来、雷君と蛇君は僕の苦手なナンバーワンとツー。雷は今は大丈夫だが、蛇君が怖いからと言って、雑草君に勝手気ままを許すわけにもいかない。てなわけで、まだ「マムシ君」をじかに見たことのない、怖いもの知らずの僕は、今日も雑草君との悪戦苦闘を試みようと思っているわけである。マムシ君はまさに、僕にとってはエイリアンそのものである。そうそう、「エイリアン」で主人公、リプリーを演じるシガニーウィーバーは、僕の大好きな女優さんの一人である。
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