umityanの日記
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2020年05月03日(日) |
今日は雨。昨夜の酒が旨かった。 |
今、雨がじゃばじゃばと降っている。窓から外を眺めながら、昨夜の事を考えている。昨夜はネズミ男君と、行きつけの小料理屋へ行った。「梓」という。この店はママさんが1人で営んでいて、カウンター席は6席。小さな座敷が一つあり、4人程度が座れる。いつも常連客ばかりだ。
午後6時に店に到着。入り口のドアには、「午後8持に店を閉じます」と、貼り紙がしてあった。この時勢だ。さもありなん。車で店へ向かう途中、話したことは「人生って空しいなあーー。毎日毎日がコロナの話ばかりで、いい事って、ちっともないじゃないか。今日は飲んで、うさをはらそうじゃないか」である。
この店は繁華街から離れた場末にあり、コロナとは無縁の場所である。それでも、店の中に入ると、ちゃんと、手を消毒するスプレーが置いてあり、「手を消毒してね」と、ママさんが言う。僕たちは「はい、はい」と言って、消毒後カウンター席に座る。
まずはビールで乾杯だ。ママもノンアルコールの飲み物を飲む。僕たちは「チアーズ」といって、グラスをくっつけあう。さあ、今宵のつまみは?。鍋にシチューが作ってあった。2人とも、それを所望。貝が入っているシチューで、それはそれは旨かった。僕は二杯も食べた。その後、刺身を注文。生鯨もあった。これまた旨い。
BGMが流れると、ネズミ男君は器用にテーブルをたたき、美声で歌う。僕、ジャイアンが途中、邪魔する。音程を外しながらおらぶ。ママは大笑いだ。いやああああーー、歌を歌うと酔いも冷めてくる。さあ次は焼酎だ。7対3で割って飲む。そうこうするうちに知り合いの常連客がやってきた。またまた話が弾む。
時間が過ぎるのは早い。午後8時になった。僕たちは名残惜しそうに、代行車を呼んで帰途に就いた。またの約束をして。
雨脚が強くなった。さああ、仕事の段取りでもするか。
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