詩。
ゆあ



 暗黙。

当たり前のように
2人で並ぶ あの人と彼女

やりきれない虚しさは
心を覆いつくす

その姿は
哀しいほどに お似合いで

不細工な 醜い私の心を

誰かが救ってくれるなら
どんなに幸せだったでしょう


見たくない姿

彼だというだけで
無意識に姿を追う目

なくなってしまえばいい

何度となく 思った


哀しい叫びは 心の中に木魂する

誰にも 聞こえないように

蓋をして 閉じ込めておくの



この想いは

どうすればいい


どうすればいいの

2002年05月28日(火)
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