大 将 日 記
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もう既に『INFORMATION』ではご案内致しておりますが、私の次回出演作が決定致し ました。劇団MIMICO主催によるミュージカル『はなになったねこ』と言う作品です。
Key Stationの中で現在唯一所属劇団も事務所も無い私は、自分から売り込んでオー デションを受けていかないと、何処の舞台にも立てない事に気が付き、前回出演作 『泣いた赤鬼』の公演終了後にネットで見つけたこのオーデションに参加して来ま した。 劇団MIMICOとは、元大阪松竹歌劇団(OSK)の団員であった、たむらみみこさん が主催する劇団で、もう15年の歴史がある劇団です。 東京都清瀬市を本部に活動している劇団なんですが、流石に東京都と言ってもすぐ 隣は所沢市ですから遠いです。 実は今日そのオーデションがありまして、一応合格し
「HPでこのミュージカルを私が出演すると紹介して良いですか?」
と確認してから載せていますので、出演する事は間違い無いのですが、いやいや今 日のオーデション、千葉県からの参加者は私だけだったのですが、片道1時間半か けても稽古に来て出演したいと言う人は居るもので、子供でも自由が丘から片道1 時間20分かけて来たとか言うのも居ましたし、中には宇都宮から参加しに来たな んて方もいらっしゃいました。 劇団MIMICOと言う劇団の人気も凄いのですが、なんと言っても三越劇場の舞台に立 てるとあって私以外は皆、どこかのダンス教室や劇団に所属し、そこからの紹介で 来たと言う人達ばかりで、控え室ではチョット凹んでいた私です。
オーデションはダンス・歌・台詞の3つの審査が行われました。一番自信のあった 水着審査はありませんでした。
まずはダンス。 これは自分が得意なダンスミュージックのテープかCDを持参して審査員の前で踊 るのですが、ハッキリ言って私の一番得意なのは盆踊りの『炭坑節』ですから、そ んなので審査して貰う訳にはいかず、オーデション前にみき姉さんに相談して主催 者に電話を入れて正直に聞いてみたんです。
「全てを兼ね揃えてる人は居ません。いいから来て下さい」
と仰ってくれたので、今日のダンス審査は堂々と棄権させて貰いました。しかし、 他の参加者は子供も含めて皆ダンスが上手そうに見える訳で、私は本当にもう諦め ムードが漂っていたんです。
「歌唱審査の時にリズム感を見させて頂きます」
と、たむらさんに言われたのですが、その問題の歌唱審査に私が持参したのは、そ んなノリノリに唄う曲では無く、悩んだ末に心の師匠・さだまさしの『二千一夜』 を唄いました。 当初は『道化師のソネット』を唄おうと思っていたのですが、生憎カラオケの用意 が出来なかったので、今回は『二千一夜』を唄ったのですが、こんな事なら思いきっ て『マツケンサンバ』でも唄えば良かったと思いました。 しかし、この『二千一夜』が審査員だけでは無く参加者にも相当驚かれまして、控 え室に戻った時は他の参加者からの拍手で迎えられてしまいました。 私の歌声は、今日の会場となったロビーや控え室等に響き渡っていたそうで、声量 の違いは見せ付けれたと思いました。
最後に台詞審査なんですが、これは2種類の役を演じるよう言われまして、あらか じめ頂いてた台本を自分なりに解釈して演じるのですが、これもかなり誉めて頂け ました。 歌唱と台詞でダンスの分をかなり補えたのかどうかは定かではありませんが、一応 合格と言う言葉を頂きまして、無事に帰って来ましたが、来月から月8回。7月は 月間12回の稽古に清瀬まで通う羽目になってしまいました。
しかし、三越劇場に立てるチャンスなんてそうそうあるものでは無いですから、こ のお芝居、なんとか頑張ってみるつもりです。
皆さん、応援よろしく!
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