忙しくててんてこ舞いなんだが、ふと考え事をする時間がある。 すなわち、てんてこ舞ぢゃ無い時ということか。
今は亡き親父のことを思い出した。 どんな場面かというと、正月家族4人でトランプの7並べをしている場面である。 7並べを得意としているおらっちは、うまくカードを止めてやっている。 それを親父が吹き出して笑うのだ。 手加減していたのかどうかはわからないが、パスとみかんをひとつ出すのだ。 「おまえはこっすいなぁ」と言う。 ”こっすい”というのは飛騨の方言なのかどうかわからないが、 ずるがしこいとか卑怯だとかの意味がある。 おらっちはどこで覚えたのか”こっすい”の替わりに”ずっけー”を使う。
ふとそんなことを思い出したりした。
ちなみに我が家の定番は7並べと百人一首を用いた坊主めくりだった。
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