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■ 釣り場探索
昨日は、下関の波止場を30分くぎりで釣り歩いた。その理由は、今年は餌取りが以上に多いため、その分布を調べてみようと思ったからだ。 山陰を下関の垢田から、永遠と北に向けて走った。上は先日行った油谷まで。
まずは、アジについて、 今年は、実に小アジも小アジの極小アジが目立つ。 これは、本来春先に湾内で行われる産卵が少し遅れた事が原因に有るようで、場所によって、サイズが違うと言う面白い結果を得た。サイズが小さい場所は、小アジの群が大きい(産卵が遅れたため産卵数が多くなったのだろうか?)。また比較的サイズが大きな場所は、春先水温が高かった事が予想され、近くには大きな川が無いのも特徴的だった。
次ぎに、クサフグについて これは、去年の赤潮が大きく影響している様だ。ご存知の方もいるかも知れないが、去年山陰の多くの湾は赤潮の発生で、魚や魚介類が多く死んた。漁師さんの話では、沖から数キロの赤潮の帯が出て、筏の魚は、赤潮に飲まれると、その酸欠状態でアップアップして苦しんでいたそうだ。その被害額も半端じゃなかったらしい。 比較的環境の変化に強かったのが、フグ。養殖生け簀もフグは元気だったらしい。 クサフグも、環境の変化を感じ、産卵数を増やしたのでは無いか?
次はコッパグロ これは、大体の場所に、例年通り沢山いた。実は、クロと言う魚は、幼魚の時は、環境の変化に強い鰓の構造を持っているらしい。今年の夏の高水温にも耐えてしっかりと成長していた。残念ながら、サイズが上がると、比較的安定した環境を好むようになりその大半は沖に出ていくのだが・・・(残念!)
最後に当年クロダイ これは、限られた場所でしか、確認出来なかった。スイマセン・・・釣りの腕の無いのも有ります・・・(笑)しかし、今年も、ノッコミ後の成長は順調の様子で、産卵場と言われている場所の近くでは、波止場に群れてしっかりと生き延びていた。
以上、山陰秋のレポートでした!
2001年09月03日(月)
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