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ひげ



 沈魚逃雁

ちんぎょとうがん
逃では無く落の字だったかも知れない。

日本では、絶世の美女に対して、魚も雁も逃げてしまう程の美しさという
意味で使うらしい。

しかし、この言葉、元々は中国の思想家荘子が言ったモノで、
本来は

どんな美しい女性でも、岸辺に立てば、魚は潜って行くし、雁は逃げて行く
という意味である。

「この世のモノは全て“無” 自然の道に身を任せよ」と説いた荘子

釣りの神髄もこの辺にあるのかもしれない。





2002年01月30日(水)
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