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oOO 神鳴り
2005年08月02日(火)
今「読書と豊かな人間性」っていう集中講義とってるんですけどね まあ先生が自分の好きな本について語る授業なんですけどね 楽なもんだ(笑)
それでブックトークっていう発表があったんですが、 1人の男の子が『不信と疑念』ていうテーマで、 オルフェウス&アウリュデュケーとイザナギ&イザナミの話を 取り上げてたんですね どちらも旦那さんが、死んでしまった自分の嫁さんを 冥界(黄泉の国)へ取り返しに行く話です それで、そもそも「信じる」っていうことは、 「疑念」があってこそ生まれる言葉じゃないか、みたいな 論点だったんです 神への信仰だとか、「私あなたを信じてるわ」とかって つまりは「私あなたを疑ってるわ」と同意じゃないのかと
でも怖かったのは、「神への信仰に対する疑念」って口に出した瞬間
ピカッ ドカーン
「わあっ」 「きゃっ!!」
「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・」
雷は、神が怒るから神鳴りだというのは有名な話です
その前後たまたま激しい夕立が降っていたんですけど たぶん全員の頭の中に同じことが浮かんだでしょうねw 保育園でたっぷり聞かされたキリスト教は信じてないけど、 八百万(やおろず)の神はなんとなく信じてる私です(´¬`) 雨の中にも、そこらへんの草群にも、夕焼けを描いているのも、 道を歩く猫にも、神様がいると思うとなんとなくいいよね。
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