負けないように、強く。歩き続けられる強さを。
どこへ だれと みらいへ きみと

 

 

 
oOO ちいばあちゃん
2006年01月16日(月)

母方の実家は寝屋川にありまして
そちらの祖母のほうを「ちいばあちゃん」と呼んでます
単純に父方の祖母より身体が小さいのでちいばあちゃんです


数日前の出来事、

いらない家具を1人暮らし用に譲ってくれるというので
大阪まで見に行きました
色々見て、寸法測って、メモって、ごはん食べて、
ちょっと雑談などしてきました

ちいばあちゃんは純粋に大阪のおばちゃんなので
超!マシンガントーク。
こちらが話ふらなくても勝手に喋ってくれるので楽でしたw



でも、一瞬だけ
一瞬だけ

「まあ、あんたも小さい頃は大変やったもんなあ」

って言われて、ひどく動揺しました

不意に泣きそうになって、
視線そらして笑って誤魔化したけど
なんでこんなに涙が出そうになったんだろう?



哀れんでほしいと思ったことはない
誰しも多少の苦労をして育ってきてるんだと思うし
もっとしんどい家庭の子だっていっぱいいるし
だから自分が他より特別なわけじゃないと思う

私は、小さい頃の私をねぎらってほしいんだろうか?
嬉しくて涙ぐんだんだろうか?
それとも単純に苦しかった記憶を思い出しただけ?


祖母が立って泣き叫ぶ弟を抱いてあやし、
私は赤紫色のソファに座って、同じように
泣きわめくもう1人の弟を抱いていた
夜も遅かったが、父も母も仕事でまだ帰らない
祖母は母の悪口を吐きながら自分も泣く
私は彼女のように自分の境遇が悲しいわけではなかったけど、
母への悪口が辛くて泣いた
祖母はそんな私を見て「もらい泣きして可哀相に」と言った

これが私の心象風景だ

前退学の話をしたとき、
いつもこの情景を思い出すのだと母に言ったら
「どこかで何かがズレてしまってる」
「そうでなかったはずなのに」
と泣きながら言われた

泣きたいのはこっちだよw



本筋に戻ろう、
↑はまあどこにでもある共働きの家庭である。

だから、自分が特別苦しい思いをして育ってきたとは思わないし
イマサラぐちぐち掘り返す問題でもないと思う
でも、何度も何度もフラッシュバックするから
私のちょっと人とズレた心のあり方について
ちょっとここに鍵があるんじゃないかとは思い始めてていた

でもなんで、小さい頃の私を認めてもらったからって
泣きそうになるんだろう?
どうにもならない過去のことなのに。

どうしろってんだ。

意味がわからなかった。



でも、将来意味がわかるかもしれないから、書き留めておく。


   
現在 今まで
 

仕事用ぶろぐ