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oOO 感涙
2007年04月21日(土)
「ぼくの地球を守って」
というマンガの愛蔵版全10巻を大人買いしてしまった。
1987〜1994年、当時一大センセーションを起こした名作。
で、今日読破。
やばい感涙。笑
要は、お互い好きで結婚までしたのに、
二人してひねくれて育ったもんで、
ついぞお互いへの気持ちを誤解したまま亡くなってしまい、
生まれ変わっても周りの人を巻き込んですったもんだして、
挙句に地球や月を爆破するしないの話になって、
なんとかかんとか大団円。
というストーリー。。(ミもフタもない!)
でも何がいいって、この中に
恋の葛藤はもちろん、男同士の激しいライバル心、
誰もがもつ孤独感、劣等感、嫉妬、汚さ、弱さ、
家族、故郷への憧れ。
そんなものが全て詰め込まれているのである。
この圧倒的なボリュームの中で一瞬たりとも、
緊張が途切れることがない、壮大な『祈り』の物語。
穿った言い方をすれば、誰しも一度は自分とリンクする。
もしくは、完全な人間にもコンプレックスはあるのだと安心する。
でも、何ていうんだろうなあ。
うん。
買ってよかった。笑
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