日記
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別荘地の住人で一時期一緒に働かせていただいた方がお亡くなりになったそうだ。 元プロデューサーで退職して長野に来て大工仕事を学び、 別荘地の一等眺めの良い土地に、とてもいい家を建てて住んでおられた。 冬は雪の深くなる別荘地で薪の暖炉があった。 何年か先の分の薪も備蓄してあった。 仕事が終わってお邪魔したらすぐにビールを飲んで笑っている方だった。 ゆうちゃんと呼んで可愛がって下さった。 革ジャンとバックとジャケットを下さった。 東京で個展ができるように計画してるんだと話していらした。 ナタで枝を裁くのが上手かった。敵わなかった。 人生訓をいくつも教えてくださった。 僕の悩みに嫌な顔ひとつせず答えてくださった。 とても気がよくて、とても大らかで、とても気前のいい人だった。 突然聞かされた。 最後にお会いしたのは2年前の夏だった。 いつもと変わりなく笑ってらした。
本当に、本当に、本当にありがとうございました。 直接教えていただいたこと胸にまた刻みます。 貴方の生き様すべてを見た訳ではないですが、 そのお姿から沢山の事を学びました。
どうか、安らかに。
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