レクイエム(鎮魂歌) - 2002年07月01日(月) 精神科の医師と話をしたときの言葉が頭から離れない。 「患者さん、特にガン患者は自分の死期がわかります。 もし、あれはあそこにある。とかあれはこうしてくれ。とか言い出したら、 はい、と聞いてあげてください。」 今日の昼は、銀行と郵便局へ行き、お金をあっちやこっちに動かして まぁ、それなりに忙しかった。 その用事が終わって病院に帰ると、親が眠そうに横になっていた。 正直、ずっと寝ててくれればいいんだけど(笑) しばらくすると、ふと起きて 「お母さんより早く死んだらダメよ。」 と言う。僕は、 「はいはい。」 と聞き流す。 またすこし寝て、起きたときに 「お金はこことここにあるけんね。 保険はここにあって、この人に聞けばわかる」 と、言い出した。 こ〜、なんというか、得体の知れない感情が生まれて、 それを聞き流すべきか、真剣に受け止めるべきなのかわからなかった。 今までも一言程度、そんな風な話をしたことはあったが、 今日はいつになく真剣で、目つきが違ったのだ。 僕は彼女に、どんなレクイエムを奏でてあげられるのだろうか。 ...
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