★ - 2003年12月26日(金) 昨日の夕刊に「圏央道収容認める 東京地裁決定覆す」と報道されていた。かつて東京地裁は都知事の収容の執行停止を命じていたのだ。昨日、この逆転判決を読んで然りと思った。 公共の福祉を無視して数十軒の地権者達が権利を主張することが果たして正義なのかと常々疑問に思っていた。圏央道が中央道とつながれば、環状線16号の渋滞が緩和されて経済効果も大きいだろうと僕は思っていた。東京地裁の判決を知った時に何かおかしいと思っていた。 かつての成田空港の問題にしても、収容される少数の人々の意見がクローズアップされて、収容する行政側の意見は非難される傾向にある。でもその影ではきっと成田空港も早く拡張して欲しいと望んでいた一般市民もいたことだろう。行政が全て正しいとは、決して思わないが個人の権利を主張するように国民も公共の福祉を主張してもよいだろうと僕は思う。 もう一つの判決。桶川のストーカー事件の判決にさいたま地裁は無期懲役を言い渡した。交際を断られた弟(指名手配中に自殺)の仕返しで殺人を犯した犯人を僕は個人的に許すことはできない。人を殺すという重大な行為に対しその動機があまりにもくだらなく情けなく誰も同情する事ができないからだ。 無期懲役といえども、現実は数十年服役すると出所することができると聞いている。この曖昧な現実が死刑論議の複線にあると思う。無期懲役=死ぬまで罪を償う というならば、被害者家族も少しは納得できると思うのだが。 今日は御用納めの為か深夜の電車も満員電車のように混雑した。あいも変わらず酔っ払いが多い。若い人が酔っ払ってしまっているのは若気のいたりで許せるが、年配の人が酔っ払って千鳥足で歩いているのを見ると情けなく思う。一年に一度酔っ払っているのかも知れないが、それでも見苦しい。今日初めてお酒を飲んだわけではないだろうに、自分の酔いを管理できない大人はとても恥ずかしく見苦しい。 ふー。心の中で言いたいことを全て吐き出してしまったよ。 -
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