DIARY独り言

 

 

罪の意識 - 2004年01月18日(日)

先週は本当に色々なことがあった。善と悪についても少しばかり考えた。人は生まれながらにして善なのか、それとも悪なのか。結論は出ない。もともと、たくさんいる人を一律に論じること自体無意味なこと。

ただし、世の中には善と悪の境界線は法によってキッチリと分かれている。この境界を越えたらどんなに良い人であろうと罪人となる。要はその人が善人であるか悪人であるかの問題ではなく、その人が行った行為が悪であれば罪人となる。だからいかなる理由があろうとも、敵討ちは認められないのだ。罪を憎んで人を憎まずということ。

でも罪を背負った人は、呵責の念にさいなまれる。かつての本来の自分に回帰したいと思う。心の底でかつての天真爛漫な自分に戻りたいと思うのだろう。だから罪を告白する。

全てを精算すれば少なくともきっと、新しいスタート地点には立つことができる。

時間は流れる。春になれば、花が咲く。好きな映画の「もう、頬杖はつかない」のラストシーンは爽やかだ。窓を開けると春一番が重苦しかった部屋のレースのカーテンを舞い上げる。そんな風に出発地点に立つことを祈る。



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