DIARY独り言

 

 

梅の咲く季節 - 2004年02月02日(月)

寒いながらも季節は移っています。電車から見る国立駅北口の寒桜はもう蕾が膨らんで、赤い色をつけていました。梅の花はすでにどこかで咲き始めていたようです。

こちらのほうでは、吉野の梅郷が有名です。吉川英治記念館などもあるし、河井玉堂美術館などもあるようです。地元ですがめったに行かないので詳しくは紹介できません。

吉野の梅郷は僕が花粉症が始まる頃に、満開となります。まだ少し先です。土日は人が押しかけるから、あまりお薦めできません。この梅郷は多摩川沿いの小高い丘にあって数え切れないくらいの梅が咲きます。寒さに耐えて咲く梅を見るのもいいかもしれません。

青梅という街はもともと青い梅が語源となっているようで、梅の木があちらこちらにあります。高校生のころ、この街に住む悪友の部屋が二階にあって、ギターを弾いたり音楽を聴いたりしながら、ベランダから外を見ると梅畑が一面に広がっていたのを思い出します。

梅の咲く季節は卒業間近のそわそわした気分と重なります。好きだった人とも卒業すると会えなくなってしまう。多分これからずっと。でもどうする事もできずに、時間は過ぎて思ったとおりに消息も知れず今では苗字も変わっているんだろう。

梅はそんなことを思い出させる哀しい花です。


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