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例えば其れはカタチにもならないような詩。     - 2001年09月16日(日)




       水平線
       水面の波紋
       水の底

静かに沈めて
何も聞こえない所で
真珠の輝き             □HONEY□
見つめて
まるで────「熱?」


焼けた空
向こうの空
沈黙の空

       指先を伸ばして
       誰にも気付かれない所で
       焼け付くような
       ────「 、」
       その揺らめき

   まるで 蜂蜜

水面         波紋
朱空         雷鳴
沈黙         溜息
秘密         歓喜
過密         密着
蜂蜜         甘美

   まるで 麻薬

       届け届け届け届け
       ────この
       静謐なる
       ざわめきたった
       焼け付くように
       生温く
       「.......満足?」
       甘い感覚

傍観者
 視姦者
  加害者
   被害者
      何でも良い
    破棄
   放棄
  保持
 所持
執着

            全部を纏めて
            静かに沈めて
            抱えたままに
            そっと笑って
         ────「幸せ?」

            其れはまるで



水の底で焼けつくように甘ったるい感情を抱いて眠る
           蜜の滴る硝子細工の夢に響く
               麻薬のように愛しい

                   指先の囁き





□──────────────────────□

 思いつくままに並べてみました。絵で喩えるなら
 落書き。普通に日記書こうかと思ったンですが、
 誘惑(←何の)に負けました.....。
 最近の私の書く物にしては珍しく「嘘」という単
 語が出てこない、ある意味稀有な一品かなァ(爆)。
 









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