SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2003年01月28日(火) 魅惑の殿方情報局(食事会編)

本日長文日記覚悟上読。

朝7時起床。

ぼーっとしながら準備。
お風呂入って化粧して、ヘアアイロンで
髪をまっつぐ(江戸弁:まっすぐ)にしてると
約束の11時20分!
慌てて出かけると、殿方は約束の時間より早く来て
待っててくれていました。

私「ごめんなさい。遅れちゃって」
殿「大丈夫大丈夫。じゃあ、行こうか。足元凍ってるから気を付けてね」

殿方の早足に追いつこうと、彼の後ろをテトテト走ってると
何度も振り返り「ゆっくりゆっくり」と
企んだ笑顔で微笑んでくれます。

歩いてる途中、殿方の行きつけの美容室を教えてもらいました。
外装は例えるならローマの神殿のようにゴウジャス、叶姉妹が行きそうです。
カット代は2万ウォン(2千円)と韓国では高い方。
「その値段でこのお坊ちゃん刈り?」
と、心で猛毒を吐く木村彩日香。

途中でタクシーに乗り南大門まで。
そこから先は座席バスに乗り換え一直線。

私が寒そうにしていると、こっちにおいでと手招きして
自分をたてに風から守ってくれました。




ナイスジェントルメン!



さすが殿方の殿方たるゆえん(笑)


バスの中に私達のほかに2人しか乗客がいません。
さぁ、今ならもれなくやり放題(何をだ)

殿方の視線に気がつき、プチ両想い。
約束ブッチで心痛め、枕を涙でぬらす日々。
長い時間をかけて(間に一人オトコがかぶってますが(笑))
やっと気持ちの整理がついた今日。

この1年憧れ続けてきた殿方が
今まさに私だけの貸し切り状態なのです。

横を見るとすぐ顔があるんですよ!!
チャウシンチー面が!(笑)


暴走座席バス

揺れる

肩触れ合う

お互い照れ笑い

σ゚д゚)ボ-ノ



ふわり漂う殿方の匂いは
お風呂上りのお父さんの
ヘアトニックの匂い・・。




大人です。



とにかく大人なんです!(カビラ)



さあ、あっちゃん絶好調!!

「くろみょん、いやぎはぷしだ!(それじゃお話しましょう)」

拳を振り上げ盛り上げようとすると

殿「ちゃんかんまん(ちょっと待って)」


・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・。


私いつまで待ったらいいんでしょう。


・・・・・・。

・・・・・・。


まるで初めての土地を行くかのように
殿方は右見たり、左見たり、後見たり、前見たり
キョロッキョロ。挙動不審。


とにかく落ち着きがありません(笑)


仕方なくまっすぐ見ていると
殿方のやさしい視線を感じます。

殿方の方をみると「にやり」と笑って
一息ついてお話を切り出します。

彼のポケットから出てきたのは携帯電話。何か私に見せてくれます。

私「何ですか?これ」

殿「じゅしく」

私「???」

そうだ、今こそ昨日買った辞典が役に立つチャンス!
(しかも後にも先にも辞典使ったのはこれっきり(笑))

辞典を彼に渡し、引いた場所は

「株式」さすがアジョシ、やること渋いね。
どうやら携帯で株の上がり下がりがわかるようです。

私「株?面白いですか?」

殿「うん、すごく面白いよ」

私「うちの身内もやってるんですけど、全然」

殿「日本は今落ちてるからダメでしょう(笑)」


再び私を見て企み笑顔。
そして一息ついてまた再び会話(どうもこれが彼のパターンのようだ)

殿「これ」(携帯の待ちうけ画面)

そういって見せてくれたのは海の絵。
海(ぱだ)、空(はぬる)、雲(くるむ)・・・と
一つ一つ指差して説明してくれます。

私「いいなーカラー画面かー。私の中古だからボロボロ」

殿「ふふ」(手作り少林サッカー携帯を見てニヤリ)」

私「おじさんは少林サッカー見ましたか?」

殿「ううん、見てない」

私「絶対見なきゃ!(主役があなたにそっくりなのよ!(心の声)

*******************************


会話もやっと乗ってきました(笑)

私「休みの日って何してるんですか?」

殿「登山」(さすが韓国の男)

私「旅行とかは?」

殿「うーん、この夏は友達とロシアに行こうと思ってる」

私「ロシア・・。何があるんだろう(ピロシキ以外に(笑)」

殿「わかんない(笑)」

そう言うと、また微笑んで沈黙。

どっちかと言うと積極的に話しかけたのは私で
殿方はそれに答える役。

私が韓国語がわからないのを気遣ってか、彼の話す事は
「ぬん(雪)」と言って「降った」をジェスチャーしてくれたりが
多かったです。

暴走座席バスがやっとこ到着。

そこは殿方のご兄弟が経営している日本料理屋。
ずっと大事そうに抱えていた紙袋から出たのは
なんと

私の描いた殿方の額縁入りイラストではありませんか!


私「ななな、何でこんな所まで、ももも持ってきたんですか?」

殿「色んな人に見せたいから(笑)」

なぜかテーブルの上に置かれたイラスト。

まるで故人を偲ぶ会(笑)

そして殿方が上着を脱ぐと
なんとこないだガッツポーズまでとった
ユニクロシャツ(980円)
を着てきてくれたではありませんか!

余程お気に召したようで「これ本当気に入ってるんだ。
韓国にはこんなイイ色のシャツが売ってないんだよ。
高かったでしょう?春、秋、冬ずっと大事に着るからね」
(そして絵は死ぬまで宝物にしてくれるそうです(微笑))



お料理はお刺身、天ぷら、煮魚などなど
新鮮で本当に美味しかった。
器や調味料は日本から調達しているそうで
韓国っぽい日本料理ではなく
完璧な美味しい日本食でした。



殿方は上機嫌でお酒を飲みます。
私も嬉しそうな殿方につられて

ビール一杯と日本酒を
何杯もおかわりしてしまいました。


ビール5ミリしか飲めなかったこの私が。

月桂冠 ゚д゚)ウマー


食事中の会話もスマートに進行。

個室二人っきりで(笑)

私はふと疑問になり尋ねてみました。

「おじさん、私の名前ちゃんと言える?」

なぜならいつもマンガさんと呼ばれていたからです。
(ゲタさん、ノッポさんのレベル(笑))


そうすると殿方は空に1回何か文字を書いて


「アスカ!」と答えてくれました。


アスカアスカアスカ。完璧な発音です。


しかも殿方がはじめて名前で呼んでくれた!
うわーん。うわーん。うわーん!!!!!

いい気になって
あじょし!ちょなぼの かるちょじゅいそ!(プサン方言まじり)」
(おじさん電話番号おしえて)

と尋ねてしまいました。

すると彼、何て答えたと思う?

「うぇ?」(なんで?)

そうくるとは思わなかったので
「くにゃん、ちゅみえよ・・・」(ただの趣味です)
と答えるしかなかった。
やっぱりあなたはキョンサンドのヒト。

これからプロフィールの趣味の欄は
「太極拳、旅行、ギター、電話番号収集」に決定。

帰りは、弟君がマイカーで家まで
送ってくれたので、肩にもたれかかったり
唇を奪うなんてもっての他でした(笑)

その中の会話でちょっと気になる発言。
どうも殿方遠くに行ってしまうかもしれない。

中途半端な語学力で聞いてしまったせいで
「かもしれない」というあたりがアヤフヤでいやーん。

それは予想外です。
せっかく仲良くなれたのに。
もっと話したいことあるのに。

うわーん。殿方ー。行かないでー。寂しいよー。

というわけで『魅惑の殿方情報局』まだまだ続きまとぅ。

それにしても 月桂冠 ゚д゚)ウマー



普段は絶対写真撮らせてくれない人なんですが。
ユニクロ着用めずらしく企んでない素の笑顔の殿方です。
しかし、彼の面が割れると大変なのでモザイクにモザイクを
重ねたらなんだかやたら官能な画面に。

3月23日のあなたの誕生日に
今度はどんなユニクロをあげようかしら(笑)


 < モドル  モクヂ  ススム >


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