倒れました。
緊急治療室という所に担架で運ばれました。 まるでドラマみたいでした。
気がついたらベッドの上。 鼻にはチューブが通され、点滴打ってて、酸素マスクされてて 体中に何本も何本も線が貼られていて 本当にドラマの中に出てくるような機械に囲まれていました。
ピコーンピコーンとなる私の心電図。 それだけが部屋に響いていました。
とにかく身動きできないのです。管通ってるから。 ただずーっと天井を見つめているだけ。 何やってるんだろうなぁ、自分。
辛かったのはトイレに行く時。 尿道にもチューブだったんで自然にオシッコは出るんだけど 大きい方は、ナースコールを押して便器を布団の中に 入れてするのです。 自分じゃ何も出来ないので尻の始末まで 看護婦さんがしてくれます。 生まれてオムツも体験。
屈辱的というか、なさけないというか。
でも治療は徹底してました。 一時間ごとくらいに主治医の先生がきて、血圧はかったり 目にライトあてたり。 まさに手厚い看護。でもひっきりなしに来るので熟睡も出来ず。
ぼーっとしたら朝、みたいな。
でも担当してくれたK森さんという看護婦さんが ものすごくいい人で感動しました。
「頑張りたいけど、今は頑張れない。 頑張れない自分が情けないです」
そんな感じでお話をすると、K森さんは 私の手を握って
「私だって頑張れてないよ。 昨日まで連休で、本当は今日仕事に来るのがイヤでイヤで 仕方なかったの。両親には仕事の愚痴も言うしね(笑)」
それでも小さな頃からの夢だった看護婦になれただけでも 幸せだとK森さんは言ってました。
ずっと病院の中の様子をみていたけど 医者とか看護婦さんの仕事は大変そうでした。 それでも笑顔を絶やさずに、私たちの命を救ってくれるのです。
かっこいいな。 もう充分大きいんですが、大きくなったら看護婦に なりたいくらい感動しました。
うちの両親が私の体調の事を話してくれたようで 精神科の先生も面談をしてくれました。
本当はこの治療室をでたら一週間くらい 心療内科に入院する事をすすめられたんですが 私は丁重にお断りしました。
なぜなら、何の解決にもならないからです。 それは充分体験してきたしね。
とにかく点滴をいっぱい打ってもらって いっぱい寝て元気にならなきゃな。
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