SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2005年11月05日(土) ありがとう。

私はいつも死ぬ事ばかり考えていました。

実際に手首を切ったり、服薬自殺を図ったりして
家族を困らせてばかりでした。

生まれてきたことさえも恨んでいたくらい。

母が死に、気がついたら私の中の「自殺願望」が消えていました。
ウツウツしている時間さえもないのだ。

「きっとお母さんが身をもってあんたを救ってくれたのかも
しれないね」と姉がぽつり。

遺影を見るたびに、まだ涙は止まらない。

私が出かける度に必ず「行ってらっしゃい」と見送ってくれたお母さん。
帰ってくれば小走りで笑顔で迎えてくれたお母さん。

深夜、仕事の差し入れにコーヒーを入れると身震いをして
喜んでくれたお母さん。

誰よりも誰よりも、私をこっそりと自慢してくれ、絵を愛してくれたお母さん。

もう、あなたの命が一年もたない事を知り
「今まで親不孝してごめんなさい」と泣いて謝ると
「バカだね。何泣いてるの?
私はあんたが悪い子だなんて一度も思った事もないよ」と
やさしくなだめてくれたお母さん。

信じたくないけど、お母さんはもうこの世にいません。
どれだけ泣いても悔やんでも帰ってきません。

そんな中、今年も誕生日を迎えました。

生きているうちは恥ずかしかったし、生きている事が
苦痛だったので言えなかったけど

「生んでくれてありがとう。
あなたの娘に生まれてよかった」

今は素直に、母に伝えられました。

母の分も一生懸命に生きます。

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しばらくは、母との思い出にふける日記になりそうです。
それをご理解した上で読んでいただけると幸いです。



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