現実です。

母の遺影、母の遺骨。
新しく来た仏壇。

遺影を見ると自然とパタパタと涙があふれます。

一緒に銭湯に行くって約束したのに！
また自転車にのって買い物に行きたいって行ったのに！
洋服作ってくれるって約束したのに！

返事の返ってこない母の写真に向かって叫びます。

気が狂いそうだったので、また田村さんの家に逃げ込みました。
逃げても逃げても現実は現実。
受け止めなきゃいけないのはわかっているけど
逃げ出さずににはいられません。

私の命なんていらない。
お母さんに長生きして欲しかった・・・・。

割り切れない気持ちと後悔と後悔と後悔と後悔。

なくしてしまったものは帰ってこないけど
こんな毎日を過ごしています。

こんなんじゃ、本当に私、廃人になっちゃうよ。