SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2005年11月29日(火) 母のしあわせ。

またポツンと予定がなくなる。

定職についてないから、忙しくもない。
仕事あるけど、なんとなくやる気がしない。

また母の遺影と骨壷と目が合う。
大号泣。大暴れ。

薬。薬。薬づけ。

死にたくないけど、母の所に逝きたい。

「自分から死んじゃったら絶対お母さんとは会えないんだよ!」と姉。

来週は49日。

母の骨をお墓に収める。

本当にこれでさよならだ。

夜中、茶室に布団を引きづり母に語りかける。

不謹慎だけど、骨壷を開け母の骨をなでてみた。

一晩中母の愛用していたラジオをかけ、ぼんやりする。

母はどんな想いでラジオを聴き、洋裁の仕事を一晩中していたのだろうか。

家は裕福でもないけど貧乏でもない。

決して休む事はなかった。「疲れる」という弱音を吐く事もなかった。
母をそこまでかりたてるものは何だったんだろう。

「動いてることが好きだからよ」

大好きなコーヒーを飲みながら、タバコをふかしながら
そう答えたことがあった。

もう夜明けも近い。

そこまでして体壊して、母にとっての幸せってなんだったんだろう。

姉が一度、そんな質問をしたことがあったそうだ。


「このまま毎日同じ幸せが続く事よ」


働き者の母の言いそうな事だ。

私は母のような人間にはなれない。
だけど、母のように人を思いやり、誰からも
愛され、慕われるような人間になりたい。

少しづつ、少しづつ。努力してみよう。
私は母のDNAを受け継いでいるのだから。


 < モドル  モクヂ  ススム >


asuka [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加