今日は父と一緒に横須賀の美容院に行ってきました。
父とはとこや、私は美容院なので途中で一旦お別れ。
その美容院は母も生前に一緒によく行った所でした。 今日はたまたま担当がおばちゃんだったので ちょっと心配でした。 なぜなら私の髪型は漫画で書くとおりの複雑な 前下がりの猛烈シャギーだからです。
上手く説明できるか、上手く切ってもらえるか それはそれはドキドキでした。
しかもそのおばちゃん話好きだから 寝てる余裕もありませんでした。
「お嬢さん、職業なにしてんの?」というタメ口に 正直に「漫画家です」と答えました。
すると「もしかして韓国行ってたお嬢さん? お母さんがよくお話してて知ってて、今度本頂く お約束をしているの」
いつの約束だったのでしょうか。
私はさらに正直に「昨年亡くなったんですよ」というと 「えーっ!!!!!!!」と物凄い驚きようでした。
そうだよね、私たち家族だって今だに信じられない。 今にも「ただいま!」ってあの元気な姿で戻ってくる様な気がするもん。
「そうだったの・・・・」のいきなりトーンダウン。
でも、母は本当にこの美容師さんと約束をしていたのかもしれない。
「こんどカットに来る時に、本持ってきますから」と約束をしました。
母はこんな所でも私の宣伝をしてくれてたんですね。 なんか泣けてきちゃうなあ。 本当に本当にソウルファイター出してよかった。
母が死んだ時は、韓国にいた4年間を後悔したけど (その分母と一緒に楽しくすごせたんじゃないか、とか) その頑張りを一冊に出来たんだから、今はその4年を誇りに 思ってます。 きっと天国の母もそう思ってくれてる、かな。
小さな仕事部屋で背中を丸めてソウルファイターを 読んでてくれてた母の姿をふと思い出されました。
二年後、また新たにソウルファイターは新しい形で復活します。 いまはまだオフレコだけど、みんな楽しみにしててね!
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