Orangeのスマさん日記

2004年03月02日(火) 僕と彼女と彼女の生きる道 9話

今日が火曜だったことに気がついたのは「笑っていいとも」5分前でした。
よかった、気がついて。今日は中居さんのお当番ですものね。
朝から「トイレットペッパーマン」の余韻に酔いしれていたせいかしら。
中居さんは「選手権」に不参加となりました(笑)


僕と彼女と彼女の生きる道 9話

涙ができました。「お父さんお仕事お疲れさまです」
どこの親も日々思っているだろう疑問「何の為に働き続けるのか」と。
子供のためと思いながらも疑問や葛藤の毎日の中で子供に投げかけられた言葉。
「明日も頑張ろうと思う」
人生とはこの繰り返しではないだろうか。

徹朗の父親を非難した徹朗。言いすぎたと思っていただろうけれど最後に
「ごめん」とは言わなかった。これを言っていたら父親はもっと傷つくはずだから。
でも徹朗の父親が決して悪い父親だとは思わない。徹朗のような可奈子に出て行かれる
前の徹朗のような父親はどこにでもいて、徹朗の父親のような人もどこにでも
どのくらいでもいるだろう。
今の徹朗とは違う「自分の人生」をかけて子供を育ててきたのだろう。

子供は親の背中を見て育つ。親のいいところは吸収し悪いところは排除していくだろう。
でも子供にあんな言い方をされたら親として本当にショックだろうと思う。
そして親も子供から学ぶ。徹朗が凛ちゃんから親としての自分に気づかされたように
徹朗の父親も徹朗から親としての自分に気づかされる。
親と子供の関係はこれからもずっと続いていくのだろう。

「娘に愛されている」
自分は娘を愛し娘は自分を無条件に愛してくれる。
親は子供を愛しても子供に愛されるなどとは思わないだろう。
でも愛してもらえたらやっぱり嬉しいはずだ。

「私の人生にはあなたは必要ない」
愛がさめた時に人は冷たい言葉が言えるものだ。可奈子はひどい人だと思っていても
自分も愛がさめた時はきっと言っているだろうなと思ったりする。
今の今まで一人で頑張って子育てして来た自分に気がつかない夫に。
徹朗の人生にも加奈子は必要なのだろうか。きっと徹朗も可奈子と同じことを
思っているはずだ。
でも徹朗にとって自分の人生というより娘の人生の方が先なのだ。
自分の人生には必要ではなくても娘の人生には必要なのだから。

来週は収入の少ない徹朗さんに過去の浮気話まで出てきてますますピンチになってしまう。凛ちゃんとは離れて暮らすことになってしまうのかしら。

親権をもつにふさわしい親とはなんなのだろうか。
収入が多いにこしたことはないけれど浮気をしたとか子育てにどれだけ時間を
さいてきたとか、何で図ればいいのだろうか。

徹朗も可奈子も親しての自分を忘れていないことが救いだ。
そこに「2人の愛」があったらもっといいのだけれど。


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