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■ 茨の海
昨日から壊れたレコードのように 『茨の海』ばかり聴いている 何十回聴いたかもう、わからない
貴方の放り投げた祈りで 私は茨の海さえ歩いている 正しくなど無くても 無くても 無くても
誰もが背中を向けても 自分の気持ちが指し示す方へ進むことは そんなに難しいことじゃない 決めたら黙って進めばいい ただ、その分の孤独は引き受けなきゃいけない どっちにも進めず自分で決められないのなら そのままそこに留まり、鉛を抱えたまま生きればいい 決められないということを自分が選んだのだから

2002年12月07日(土)
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