ココロモヨウ
dokin



 告白


ここ数年の自分の恋愛模様を回想すると
始まりも終わりも境界線がなんとなく曖昧な気がする

突然呼び出されたり 不意を突く告白なんてのは
遠い記憶の中でのことだし
文字の世界で自由自在に言葉を操るという
お気軽で簡単なツールが流行ってからは
明確な儀式や大層な決意なんて要らなくなったのかも

もう少し人間的なことを書くなら
数人の中での知り合いレベルだったのが
いつしか恋愛周波数をお互いが感じるようになり
その輪を抜け出して逢うようになったり、とか
それでもやっぱり気持ちの確認はすれど
『好きです』とか『付合って下さい』とか
入口をノックするようなことは減ったかもしれない

恋真っ只中のドキドキも楽しいけど
突然降ってくるドキドキもたまには味わいたい



   

2003年07月08日(火)
初日 最新 目次 MAIL


My追加