今日はヘッドトレーナーとゴルフ行く予定だったんに、連絡が こなかった。ま、忙しかったんだろうと深く考えない。あまり アメリカ人に大きな期待をしないことが、ここらで生きていく 術だ。
そうでなくても勉強しなくちゃいけないので、集中力はいまいち だったけど、やった。やっぱり進まなかったなぁ。
で夜TVでオースティンパワーズをやっていたので、食事中 ちょっと観た。くだらなくてあんまり笑えない。でも昔行った イギリスの風景が懐かしかった。また行こう。
さて本題で今日は本の紹介。これは日本に帰国する前に見つけて 親に買っておいてもらい、読み終わらなかったのでこっちに 持ってきた。タイトルは「エレガントな宇宙」(草思社)。内容 はというと現代物理学の最先端で、4つの力を1つの理論で統一 することに挑戦する超ひも理論の話。といってもみんなわからない だろうな。もちろんおれもよくわからない。
でもわからない話でも日本語なら読む気になれるんだよね。内容が わからなくても、人間ってものすごいこと考えてるんだなぁという ことはわかる。一般相対性理論や量子力学ですらよくわからないけど、 それでもこの本はぼんやりしたイメージを与えてくれる。なんか 少し頭がよくなった感じ。
数学の話だけど、数年前フェルマーの定理がDr.ワイルズによって 証明されたとき、それらの解説本を読んだ。一切の難しい式は抜き。 ただ大筋を追った。そしてほんのひとかけらだろうけど、その証明を 理解した(つもりになった?)。で感想。自然というのはなんと 合理的でシンプルで美しいんだろう。アメリカ人が信仰するような神 の存在は否定するが、自然を創造したであろう神の存在は疑いようの ない。でなければ誰がこんな美しい規律を創造したのであろうか。
この本のタイトルにある「エレガント」というのはまさに自然法則 を形容する言葉として最適であるように思う。これは今勉強してる 人間の身体についても同じ形容詞が使える。
もしこの日記を読んでくれてる方でこれから大学に行って理科系に 進もうとしてる人がいたら、ここで何故「エレガント」という形容詞 を使うか将来わかると思います。それがわからなかったら、本質的に 勉強しなかったか、美的センスが欠けてるかのどちらかです。成績が いい悪い、頭がいい悪いには全く関係ありません。
とちょっと自分に酔った文章になったけど、この本をすべて理解でき ないのにはかわりありません。日本版を買ったのは英語で読んだら さらにわからないと思ったから。何を隠そう「寝る前に読む本」と 紹介したのは、これを読み始めれば5ページもしないうちに眠気が 襲ってくるから。不眠症の方、お奨めします。
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