留学先での独り言

2002年10月04日(金) くすりの話

今アスレティックトレーニングセミナーという授業で、トレーナー
が扱う薬についていろいろ講義を受けている。その中で感じたこと
とちょっと。

アメリカ人は他のことは知らないのに薬についてよく知ってるなぁ、
というのが正直な感想。そして日本語で言うドラッグがまた詳しい。
マリファナやスピードなどはやったことある、っていう人間もいる
し、もしかしたら今でもたまに手をつけることがある人間もいる
のかも知れないけど、そうでない人間まで本当に成分、効果まで
よく知っている。そういうのに無縁(というほどお坊ちゃまでは
ないけど)で育ってきた人間にとってはちょっとびっくりである。

ちなみにぼくが小学校、中学校のころは悪がきたちがやるものは
そんな高価なものではなかった。トルエンやシンナーで歯が
溶けたり、らりったりして、なんかアメリカと比べて安っぽくて
危険度が高い。薬というよりただの有機溶媒だ。さらにそれが
純粋なものでないから、さらに性質が悪いんだけど。

本題に戻ると、ドラッグでなくても市販の薬でも本来の薬名
(というかgeneric name)と各会社のブランド名を知ってし、
効果も知っている。おれなんて風邪薬だと、ルルかコンタック、
のどがやられてら小金沢くん、などと覚えているが会社によって
成分の違いや効果の違いなんて彼らが知っているほど知っていない。

きっと保険制度の違いもあるんだろう。日本では気軽に医者に
通えるし、下手に薬局で薬買うより医者で保険利かせて薬もらった
方が早く治ってやすあがりなことが多い。それに対し、アメリカ
では医者にかかると高いし、薬も安くないので必然的に自分で
判断する必要があるのであろう。

市販薬及び禁止の薬の知識だけは(これを強調しておく)彼らに
習うことが多い。


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