日本経済に元気がなく、あざらしのたまちゃん意外明るい話題 が入ってこない海外居住者にとって、日本人のノーベル賞受賞 という話はとてもうれしい。自分が理系出身だったこともある だろうけど、日本の科学技術が世界的にあらためて評価される というのは、ちょっと鼻高々である。
もちろん誰もがノーベル賞を狙って研究しているわけではない だろうが、地道で時間とお金ばかりがかかり、なかなか大学、 会社に貢献しない、しかも一般社会から見れば変わった人が 多い、というレッテルを貼られがちの研究者、技術者にとって はこういう名誉というのはうれしいことだろう。
ただちょっと疑問に思ったのは、これほどの研究をしていくら ほど彼がお給料をもらっているかだ。彼に入るノーベル賞の 賞金は約1億3000万の4分の1だから3200万。安い。これじゃ 都心で家も変えない。これぐらいの年収をもらっている日本 国内のプロ選手はくさるほどいる。報奨金があるにせよ、世界 に貢献し、そして会社の売上に貢献しているのにいくらもらって いるんだろうか?
研究者に商売っ気がある人があるとは思えないが、研究が出来る 環境をもらっていればそれで幸せ、と言ってしまうのもやめて 欲しい。学生が理系離れするのはきつい、わからないだけでなく 投資の割に儲からないからだ。
魅力ある人材を発掘し、育て上げられるよう研究者への報奨制度 の充実も日本の技術立国に課された宿題ではなかろうか?
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