| 2010年04月03日(土) |
タバコ天国・サウスカロライナ |
アメリカは日本と比べて喫煙する人は少ないように見えるが、 それはただスペースが広いし、分煙が進んでいるから気に ならないだけかも知れないと最近思うようになってきた。 また人前や公の場所では、自分の印象にとってマイナスに ならないよう吸わないだけなような気がする。また日本では ほとんど見られない噛みタバコはSmokingに分類されないので、 実際のニコチン依存者はもっといるはず。
ことに南部は喫煙率が高い。サウスカロライナはその最たる 例で、喫煙率は男性21.5%(US平均20.7%)、女性18.6% (US平均16.2%)となっている。
statehealthfacst.org
上の数字とかぶるかもしれないが、サウスカロライナでの 噛みタバコの使用者は11-20%と推定されている。
http://emedicine.medscape.com/article/1077117-overview
この事実を加味すると、2008年に発表された日本での喫煙率、 男性39.5%、女性12.9%とさほど変わらない。(もっともこの数字 も無作為に質問形式で聞いているだけで嘘つけるから、この数字 もかなり怪しんだけど。)
Japan's smoking population falls to record-low 25.7%
なぜか?もちろんいろいろな理由があるかと思うけど、どちら でも共通して言えることはたばこの値段が安いのである。 日本は先進国の中でたばこの値段そのものが安い。一方で サウスカロライナは全米最下位の税率で、たばこ購入を助長 している。全米平均は1箱1ドル36セントの課税だが、ここ サウスカロライナはわずか7セントである。
世界のたばこ事情 日本の価格は安過ぎる!? Support for cigarette tax plan may be eroding WHOによる日本への批判レポート
事実、欧米はたばこが高い、というイメージで来た日本人が サウスカロライナではそれほど高くなくて逆にびっくりした、 という話を聞いたことがある。日本みたいにたばこの自動 販売機はないし、購入するときも必ず免許証などのIDを 見せないといけないので、未成年者の手に渡る方法は 多少限定されるだろうが、それは問題の本質ではないだろう。
税収など政治的な問題、短期的視野で見た精神の安定、 くつろぎの時間など個人的な問題も含めて、一概に禁止 することは出来ない。しかしサウスカロライナの場合、 経済的貧困から脱却、産業構造(たばこ生産が州の 主な稼ぎ柱のひとつ)の変換、公共機関、施設の充実など 州としての質の向上を図るのならば、たばこの値上げは 避けて通れない命題である。それなのに、全く議案が 通らないんだよね、この州。
さすがこてこて南部、近代化は当分無理か。
サウスカロライナは最下位グループをダントツに邁進中
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