「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年06月19日(土) 「“私”の基盤つくり」  弱い自分を認めて

 何時からか自分の中で疑問だった答えがやっと出ました。1ヶ月くらい前から度々見えていたマイナスの私は、実は私自身だったのです。こんなことは当たり前のことなのですが、私は今日までマイナスを抱え過去の生き方をしている自分を認めることが出来ませんでした。理想の自分以外は認められなかったのです。ましてや過去に振り回されてる自分など。

マイナスの自分が見えているとはとても良い事ではないかと思います。
何故なら過去の私は自分のマイナス面を自分で見られない人だったから。見えてきても今まで認められない人だったから。マイナスの自分が見えていてそんな自分を受け入れられることは次のステップの大きな鍵になると思います。そして私はもっともっと、マイナスの自分をプラスに変えていくのです。

 弱い自分を認めると楽になるのですね。これまでの私は自分を強いとは思ったことはありませんが、「弱いと思わないように」していたのです。私は感覚を持った“いきもの”で、その私が辛さや痛みを感じることは当然のことだったのに。
でも・・。
私は今夜自分に対して、心の底から 「 ここまでよく頑張ってきたね 」 と声をかけました。もう良いのです。弱くても。頑張ってきたと言うよりは私は長い間過去の辛さを持ったまま生き、自分自身の生きづらさに 「 耐えてきた 」 のです。もうこれ以上頑張ることも耐え忍ぶことも必要とせず、自分の感覚や思い以外の事をする必要もなく、私は自分として生きても良いのです。自分として生きる必要があるのです。私はこれからは自分の真の感情を感じながら生きていける。そして私は、過去にはこの言葉を別の人格にかけていたのだと思います。

これからどうやって生きていこう。そうだ、プラスの事をどんどんしていこう。先の事を考えて、新しい事をたくさん経験しよう。そうそう、これで良いのです。

 又また壁に張り紙をしました。実はこの張り紙が意外と効果ありなのです。ちらちらと視界に入り、何かと私の心を刺激してくれるので私自身はこの方法がとても気に入っています。

 私はこれから自分の問題に取り組みながらじっくりと生きていこう。何年かかるか分からないけれど、じっくりと自分を見据えながら、「“私”の土台」を作っていこう。どっしりと腹を据えて、じっくりと腰をすえて、「自分の基盤」つくりに専念しよう。ただそれだけをやっていこう。
それが私がこれからやるべきことだ。「私の基盤」が出来上がるまで私は多くを語らずにただ自分だけを見て生きていこう。10年あれば足りるかな。私の土台が出来るまで・・・。
「 私の土台 」 とは、傷を持たされていない私の 「 自我 」 の事といっても良いのだと思います。

 ファシリテイター育成会に参加しました。私は過去、子どもの気持ちを理解できない母親でした。でもそれは仕方が無かった、本当に。他者が語っていた「仕方が無いんです」と言う言葉が今日は私の心にしみこみました。本当に仕方が無かったのです。
「そうなんだよネぇー、仕方が無かったよねぇ」と思った瞬間に、私の眼にある本の題名が飛び込んできました。
『自責の念に苦しんで』・・・そうだった。長い間私は自分を責める事をしてきました。自分を責めることは自分を否定することと同じでよいですか?私が自分自身を責めていた過去、いつもいつもとても苦しんでいた事を覚えています。それでも、今もまだ無意識の世界で自分を責めてしまう事があるのですね。もう、こんな生き方はやめよう。新しい生き方をしていきます。私の土台が出来るように。

今日の私は、長い間抱えていた大きな黒い塊がまたひとつはずれた気がしています。


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