「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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夜勤あけ。今回は一人の患者さんが体調を崩されていることに夜中1時過ぎに気付きました。 一般的な言い方になるけれど嫌な予感がし、しかし私の知識は浅いので大丈夫なのかもしれないとも思い、どちらか分からないので、早く朝が来てそのことが分かるドクターに診察してもらいたいと思っていました。 朝8時、ちょうど私がナースステーションで心肺機能のモニターを見ていたとき、それまで90を打っていた数値がゼロになり緊急を知らせるブザーが鳴りました。院内にER要請をかけたので院内のドクターやナースのヘルプに来て私達は蘇生を試みつつ患者さんはICUへ搬送されました。散らかった救急カートをささっと片付けている時、他の患者さんの表情が視界に入りました。患者さんは食事が進んでおらず、私は声をかけましたが皆さん黙ったままでした。 しばらくの間「他に出来ることはあったのだろうか?」という疑問を持ちました。あったかもしれずなかったかもしれず、分からないけれど、若いころの経験が生きていたことだけは感じました。そして、この事に関わらず他のことをいつものように丁寧に終えられるように意識しました。
私を含めたすべての生きものの心臓はあるとき急に終わりを迎えることもあって、それがいつなのか分かるのはそうなった瞬間のみなのです。だから、私達は毎分毎秒丁寧に、その時の準備をしつつ生きることが大切と、ER蘇生で騒然となった現場の中で再び学びました。
それでも、いつもよりもずっと疲れました。明日と明後日がお休みなので心も体もゆっくり休めます。
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