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■ 禅
今、「禅的生活」という本を読んでいる。 昔から禅的な考え方(このHPの「あるがままに」「一期一会」もそうだと思う。)に共感していて、そのとっかかりを探していたところだっただけにちょうどよいと考え購入した。 その中で(まだ完読はしていないが、、)、「意識は自分自身でコントロール可能」という考え方がすごく印象的だった。
学生時代に卓球部に所属していた。その初めての試合の時、緊張しすぎてサーブさえまともに出来ず完敗。顧問の先生にものすごく怒られ不甲斐ない思いをした。 職場に入った当初、接客の研修でお客様をお待たせしてはいけないと焦った結果、処理を全然間違え、その対応でお客様や職場の方々に大変な迷惑をかけてしまったり、、
それらで思ったのは、「どうやったら自分のこの小心な性格を変えられるのだろうか?」ということだった。しかし、その時点では明確な回答は自分も分からなかったし、だれも示してくれなかった。
しかし、最近自分が思っているのは、「緊張したりして焦ることは必ずあるけれど、それをある程度抑える方法(技術的な方法)は必ずある」ということだ。 人前で話をする時、しどろもどろにならないためには、やっぱり事前にきちんと練習を重ねないといけない。時間がかかるものについては、必ず事前に了解を取って落ち着いて作業を行わなければならない、など。。 特別な力(能力)でそれを克服するのではなく、誰でも可能な技術的な方法で意識をコントロール出来る。欠点を克服出来るということが分かった時、大変自信になった。
この本を読むと、今以上に自分の気持ちをコントロールし、冷静に、真っすぐにものを見ることが出来ると思えてくる。自分の情けなさに絶望してきた部分が少し和らぐ。
心の平静をいかに保つか。それが今後の一番の自分の課題だと思う。
2004年02月10日(火)
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