京都
お香の香りに 包まれて
畳の上に正座をして
お経に身を委ねる
額を伝う
汗を 拭う事も無く
静かに目を閉じ
心の奥 深くを 見つめる
前に座る
親子連れ
何度も 頭を下げる
何を思い 何処を見て
何を感じ様としてるのか
境内にでて 風が通る 廊下に座り
この夏一番の 暑さの
京都を
肌で感じる
静かになった 心は
今日を 通りすぎようと
必死に もがく
何処へとも 行方のわからない まま
無の世界に 身を委ねる
2003年08月27日(水)
EGOISTE-やはりエゴーー
/ EGOISTE