何処か 遠くで 何時か 誰かと

歩いた記憶が

アスファルトの 暑さの 中に

揺れていた

打ち消すかのような 行き交う人の

笑い声に



窓の外を見ると

不似合いな 冷たさを 放った

ビルの明かりが

微笑みかける


知らない間に 眠りが 私を襲う

深く 浅い意識の中で

永遠にと 誰かが 笑う。
2004年09月01日(水)

EGOISTE-やはりエゴーー / EGOISTE