sentimental |
きっと駅の ホームに立つ 僕は
手を振る君を 見つける
30分後 この街の
ホームに立っていた
君は
聴きもしない バラードに 耳を傾け
満月の 夕刻に
改札を 出た
今 君は どんな 夜に 揺られているの?
こんな 僕は 君のために 何が出来るのかな?
君の 声が 何処からとも 聞こえてくる
静かな 時は 一つずつ
何かを 失いながら 何かを残す
こんなにも
こんなにも
切ない音で 泣いている 鼓動が聞こえる
聞きも しない
バラードが 何処からか 聞こえてくる
ふと 見上げた 満月
オレンジの 光を 吸い上げて
撫でて行く 指先。
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2004年11月27日(土)
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