闇夢

真夜中に目が覚め

ベッドで 

窓の外の音に 時を委ね

駄目なものは 駄目で

別の 違うものは 違っていて

間に 流れる風に

ふかれてみたいと 思いながら


それを 逆に流れる

風もまたふく


闇の中で 思い出す

声で

十分ではないのかと

声に 抱かれる

満たされた

過去と 現在の

遠い 夢の中で

手をつなぐ。


2005年04月25日(月)

EGOISTE-やはりエゴーー / EGOISTE