makko zazieのイギリス留学日記

2003年12月12日(金) 初ステージでございますよっ!

12月12日(金)今日は学期末。。私の学校では恒例のChristmas Partyが学校近くのPUBの2Fを貸しきって行われた。。パーティ用に、私達(日本人チーム)はアボガド&サーモン手巻き寿司を用意していった。。。私のイギリス人のフラットメート達はこのアボガド&サーモン手巻き寿司が大好きなのである。。。
演劇学校ならではのCristmas Partyで、ドラマクラスの生徒(現地の学生達)も、私達留学生(English & Dramaクラス)も、先生達(みんな現役の役者さん)も、ここで、それぞれ何グループかに分かれてPlayをしなくてはならないのです。この日に向けて私達はめっちゃんこ練習してきました。
私にとってはココが初舞台。。かなり気合入っておりました。。
私達留学生は、2グループに分かれて、「The Bank」「The Dentist(歯医者)」と言う演目を披露した。。どちらともショート喜劇。。
私は「The Dentist(歯医者)」に出演する事になっていた。。
まず、シーンは生まれて初めて歯医者に来たと言う、とても落ち着きのない緊張しまくっている男性患者、それとは正反対の案外冷静な女性患者が歯医者の待合室で待ってます。。そこに登場!歯医者・・・・さ・ん?!?!見るからに怪しげな歯医者さん?!が入って来ます。。。歯を抜くのは今日が初めてで、歯を抜くのに紐を使おうとしたり、ハンマーを持ったり、体を押さえ込みドでかい ペンチを使って歯を抜こうとしたり、さらには首まで締められる始末。。麻酔注射の使い方を知らなかったり、、、どこで使うのか分からないけど、女性用ブラジャーを使おうとしてみたり。。。。実はこの歯医者、待つ事が大嫌いな患者が、変人歯医者を装って他の待合室にいる患者をなんとか追い出そうとする。。。。と、大まかに説明するとそんな感じの話でございます。。
私はその案外冷静な女性患者の役をしたのでした。。。はじめは冷静なはずの彼女が、その変人歯医者を見て、あきれたり、怒ったり、叫んだりと態度が一変します。。。いやぁ、、、、かんなり私叫びましたよっ。。私なりにベストを尽くして演じたつもりなのですが、私の演技は観客に通じたのでしょうか。。
不思議なもので、本番当日よりも前日の方が緊張するんだよね。。本番当日は出番直前がちょこっと緊張しただけで、いざステージに出てしまえば、これがすっごい気持ちいいわけよっ。。すっごい楽しいわけさっ。。。。
演技をしている時に、笑うべきであろう個所で客席から笑い声を聞いた時、あっ、あ〜っ、現地の英国人に私達の英語が通じているんだ〜っ、ちゃんとウケテル〜っ! この時の気持ち、達成感と言うのでしょうか、何とも言えません。。演技って、演劇って観てるのももちろん楽しいけど、自分で演じるのはもっと楽しいんだって、わたくしこの度気づいてしまいました。。。演劇、癖になってしまいそうです。虜になってしまいました。
ドラマクラスの生徒の演目は、今を輝くビヨンセのNew Albumの中からの曲にあわせてのダンスパフォーマンスと、ショート喜劇でした。
みんな将来、俳優になる事を夢見る学生達なだけに、彼らのパフォーマンスは完璧な物でした。。。
先生達のパフォーマンス、、もうこれは文句なしですよっ。。。だってみんな普通にイギリスでドラマに出たりしている役者さんなんですもの。。いい物を観させていただきました。。。
って言うか、そんな彼ら(先生達)に私は演技を教わってるんだな〜って思ったら、私は超ラッキー なんだなって、、、なんか鳥肌が立ちました。。。
楽しいChristmas Partyも終わり、明日からは1ヶ月程の長〜〜い、Winter Holiday!!楽しみでございます。。。


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makko zazie

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