2005年04月02日(土)
レンタルが始まったので借りてきた。 総合評価は50〜70点。 僕が人や人のものを評価すると甘くなるので見る人はそれを加味してください。
「アルジャーノンに花束を」と言う名作がある。これは最後の一文のために一冊がある。その一文を生かすためだけに文章は練られ本として存在価値がある。 そして、漫画版つまり原作のオールドボーイもそういった感じがあって、最後のシーンのためにそれ以前のページが存在するように読んでて感じたのだけれど、映画版はそれを外した。オールドボーイは最後が原作であるから作品がラスト以前を無意味に感じさせ純文というと言い過ぎだけれども、それに近く感じさせられたのに、映画版は原作ほどではなかった。 ひょっとすると韓国と日本の風土の違いなのかもわからないけど、両方見ると映画の方が少し陳腐に感じられるともう。
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