DETHの戯れ言
未来過去
2007年03月08日(木)

どうしようもない焦燥感と空虚さ。


虚しさとともに。

もうずっと虚しさと、どうしようもなさにうなされていると言うといい過ぎだがうなされているというよりはじわじわ迫ってきている感じがする。
実際何が出来るわけでもない。自分は当事者でもなければ近くの他人でもない。そして、遠くの親戚ですらない。
この年になって初めて北海道に住んでることをうらんだ。なんでぼくがここにいるんだろう。本当に、腹が立つ。

何だっただろう。確か日記にも書いた。何かの創作中での台詞。
「友達に成るってのは、彼女がっ結婚するときに笑顔で祝福できるってことだよ?君はなれるのかい?」本当に、友達というのはそんなもんなんだ、とすごく悲しくなった。手からこぼれ落ちたのは、砂だったら。ぼくでもつかめなかったと思うけども、本当に、こぼれ落ちていったのは、砂なんかじゃなくて、求める彼女の手だったわけで。僕はそれに、気づいてたのか気づいてなかったのか。そんかことは実際慰めにしかならくて、結果にはたぶん影響しないんだろう。結局、ぼくはその何度にも渡る差し伸べられた手をつかむことはしなかった。たぶん気がつかなかったんだ。自分が落ちていることに。差し伸べる手が、救いを求めるものではなく、救いそのものであることに。

僕を僕たらたらしめている本当に小さな虚勢が何もかもを失うのは当たり前すぎて。ココロが通じているという思い込みが会話を止めた。
言葉を紡ぐたびに僕はそれを切り裂き、二度と紡ぐことが出来ないように禁則事項に仕立て上げ、口先だけでまくし立てて、砂城を築いて、逃げ込んだ。
でも、少しだけ言い分けさせてもらうと、僕が、たまに、頼ろうとすると、それを丁寧にわかりやすい言葉で、あやしてあしらったのは君だ。ぼくはそんなとき、ああこれはタブーなんだ。この話題はしちゃいけないんだ、と悟り、口をつぐんだ。本当はつぐむべきではなかったのかも。子供の戯言だといわれても、堂々と赤裸々に、青々しく、情けない限りに話せばよかったのかもしれない。でも、僕には出来なかった。あきれられたらどうしよう。つまらない男だと捨てられたらどうしよう、と考えては、口をつぐみ、こころのなかの決して居心地のよくない、ふわふわした部屋に追いやり、あいまいな笑みで、そうなんだ、とか、や、なんでもない。とか言っていた。

その避けられていた会話も、たぶん、おれより少し大いに過ぎない、でも本人に取っては強烈な印象の元に成り立っているのだろう。悲劇を繰り返さないために。だからどうした、っていっても確か取り合ってくれなかった。

昨日もそうだ。や事の始まりはまだ23時だから一昨日か。
動揺した、というよりもむしゃくしゃしてきた。何をやっているんだ、と。本当は第三者は冷静でなくてはならない。でも無理だった。冷静でいようとすればするほど、どうしょうもない考えが浮かんできて、は消えて。落ち着いて、情報を集めればたぶんすぐに見つかったはずなのに、僕はそれが出来なかった。たぶん、もっと、別の友達だったら出来たのだろう。もっと落ち着いて、遊び感覚で、テキトウに調べて、たぶん、見つけたんだと思う。
思い込みもあった。でも昨日、調べた資料をきちんと読んでいれば、十二分にきちんと読めばよかったのだ。あーでもないこーでもないといっているうちにだんだんいろいろなものが失われていく。無知すぎだ。そして何より、もっと友達に聞けばよかった。それ以外の可能性はないのか、と。
友人は知っていた。や、看護師の卵だからあたりまえっちゃあたりまえなんだけど僕は忘れていた。何のための知識なんだ。本当に言われたとおりだ。どうしようもない人間にいつの間にかなっていた。

いまぼくは大変いらいらしている。それは友達にたいしてではない。友達は心配で心配でどうしようもないんだけど、これはいらいらはしない。あったこともない人に殺意を覚えるのは珍しいけども覚えているのだから仕方がないというよりも、いらいらしている。ぼくはどうすればいいんだろう。何も出来ないまま、ただただイライラを上手く収める方法考えれば良いだろう。これは本当にカレに対するものなのだろうか?自分のふがいなさを他人にあてつけているのではないだろうか。

今のところ、時間は不可逆性を持っている。けども、もし、あの時、もう少しださく格好悪く女々しく情けなくヤダと言っていれば、どうなったのだろう。と考えるのは人の常である。







自分のことじゃなかった。大切な友達のことだったけど、自分のことじゃなかった。それでもパニックになる。男の人は役に立たないというけれども筋金入りで役に立たないと思う。ただいらいらしているだけだ。どうしようもない。予行練習じゃないけれども、自分がいざというとき役に立たないのだということがわかっただけでも良いのではないかと思う。


      

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