カウントシープ
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2005年08月21日(日) お下がりのギター

ボク達がヴァイオリンを始めたことに感化されたのか、父親がギターを弾きたいと言い出した。

それで思い出したのだけれど、うんと子供の頃、ボクの家にはギターがあった。それは父親の兄のお下がりで、4人兄弟の末っ子の父には、そうやって、お下がりのものが幾つかった。

お下がりの釣り道具(活躍したことは数回だった)
お下がりの机(相当のボロだった)
お下がりのコンパス(こんな骨董品を持っているのはクラスでボクだけだった)
お下がりのゴルフバック・・・

こんな調子で沢山のガラクタが家にあったけれど、何回かの引越しのたびに処分されていき、そうした中でギターもいつの間にか居なくなっていた。

ある日ギターを買ったかと聞いてみたら、まだだと言った。ギター売り場には若者が沢山いて、自分のような年寄りには近寄りがたいと言う。それもそうだなと、ボク達でギターを選びに行った。クラシックギターで、ひょうたん型のもの、というのが父親の望みだった。

ボクにはギターは弾けないので、店員さんに(彼はギタリストらしい、ジョン・レノンが爆発したような頭をしていた)聞いて、何本か演奏してもらって気に入った音のする楽器を選んだ。一体父が何を弾くのか解らないし、若い頃に弾いていたのかも知らないけれど、音楽を演奏することはきっといいことだと思う。


ロビン