カウントシープ
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暗い部屋の中でパソコンの画面を見ていると、とてもまぶしくてすぐに見ていられなくなる。明るい部屋では気がつかないけれど、ボク達はパソコンに向かうとき、それくらいの光刺激を受けているのだ。
同様のことが、イヤホンにも言える。静かなところで聞くイヤホンのヴォリュームは小さいけれど、騒がしいところでは大ボリュームになってしまって、急に静かなところに戻るとその音の大きさにびっくりしたりするものだ。
何も刺激がないような空間、などという場所はないのだけれど、それでも、音を消して光を消して、温度の変化をなくして、そうやって刺激を削り取っていったら、どんな世界になるのだろう。 そうした刺激を取り去った空間に長時間閉じ込められると人間は発狂するようだが、それは人間に限らずどの生き物もそうかもしれない。
生き物は常に何かしらの刺激を受けて生きていけるのだ。
ロビン
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