カウントシープ
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インフルエンザになったみたい・・・で死んでました。
ついでだから死んでいたときのことを。 横になっていても全身痛いし、体はだるくて足先までじんわり痺れるしで、とても眠れやしなかった。
この日もし元気だったら、仕事から帰ったこの時間、ボクはヴァイオリンを弾いていた。別にこの日に限らず、ヴァイオリンは毎日弾いているのだけれど、ここ最近は特にレッスンに熱が入っていて、仕事帰りに楽器を触るのを楽しみにしていたから、それができないことが心残りだったのだろう、頭の中でもずっとヴァイオリンの音が奏でられていた。
すると恐ろしいもので、まるで手が弓を運ぶように、指先に力が入ってしまうのだ。大分熱に魘されていたから、それはただの錯覚かもしれない。その音色のせいで眠れそうになかったから、思い切ってMP3で本当に音楽を聴くことにした。音楽はチェロの4重奏、La Quartina(ラ・クアルティーナ)のアルバム『Adagio』だ。これを聞いている間だけ、ほんのすこし眠れた。
このアルバムは聞いていて心地よい曲が沢山入っていてどの曲も超おススメ。アヴェ.ヴェルム.コルプスというモーツアルトの曲も初めて聞いたけれど、とても綺麗な響きだった。
ロビン
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