| 一夜に七度変わる 月華 |
| 2002年07月25日(木) 屍鬼読破。 | ||||
| バイト先の人にデートに誘われて(この人よっぽどヒマ人なんだな・・・)と逆に憐れみの目で見てしまう管理人・月華です。腐女子なんぞと遊んでも面白くないだろ。もうちょっとで「腐ってる女でもいいなら行きますけど」と言うところだった。バイト先でカミングアウトしてもな・・・(遠い目)。 朝のニュースでカーンを見ました!!元気そうで何よりです♪ カーンの言うように私も強い女になるよ!(笑) 小野不由美さんの「屍鬼」を読破しました。久しぶりにクリティカルヒット小説を読めて良かった!今母親が読んでるとこです。「映画化したら面白そうだねぇ」と母。最後まで知ってるだけに「あー・・・大勢役者がいないと無理でしょ。村1つ貸し切ってロケだね」としか答えられないです。出てくる人が多すぎて名前覚え切れなくて(汗)。終盤を考えると年齢制限出そうかなぁとか。 話の前半は「村」の特徴が気持ち悪いくらい当たってたので、夏野や恵の気持ちがよーく分かったような。真相が気になって気になって読むスピードが明らかに上がってました。中盤から後半は真相も解明されて村人の豹変ぷりとか(さすがに奈緒のところは屍鬼じゃなくて人間として読んでしまった・・・結構キました・・・) やっぱり1番は夏野。まさか途中でああなってしまうとは。多分この子が全てを暴くのかなぁと思ってました。2番目は敏夫を上げたいですけど、ここは昭ですね。夏野の意思を継いで屍鬼に対抗しようとする強さと、お姉ちゃんは自分が守る!というところにグッときました。でも彼の最期が一番ショックでした。3番目は敏夫ですね!この話の主人公は静信の方でしょうが、出番としては彼の方が多かったですよね。村人の前で真相を暴くあたりまでは、かなり好きでした。終盤は狩っていくシーンの連続で、敏夫よりも豹変した村人とか、泣き叫ぶ屍鬼の方に目が行きましたね。恵と正雄は案外あっけなかったかな・・・。恵の執着ぶりは怖いです。 沙子と静信はある程度予想がついてたので驚きはしなかったですけど、どっちかというと敏夫派だったので静信の気持ちはちょっとキレイ過ぎだなぁでも分かるなぁという感じ。 この本は簡単に言ってしまえば吸血鬼の話だけど、閉鎖的で外とは切り離されてる典型的な村と、キーワードでもある土葬と起き上がりが日本的な恐怖を醸し出して、更に個々の人物が抱えるものとが絡み合って「1度読んだら最後まで読まないと気になって眠れない」「早く続きを!!」の気持ちでいっぱいになるスッゲェ話。 せっかくなので違う話も読んでみようかと思うんですけど、「十二国記」はハマったら大変なんで(笑)。「十二国記」以外を読もう。 |
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